JDK と JLink/MathLink と Tomcat の環境構築
Mathematica をインストール
Mathematica(TM) 9.0 を想定します。MathLinkのJava-bindingであるJLinkのありかを確かめておきましょう。大抵は
C:\Program Files\Wolfram Research\Mathematica\9.0\SystemFiles\Links\JLink\JLink.jar
に見つかるが、インストール方法やversionで違うでしょう。この情報は、サンプルをコンパイルするときに
javac -classpath "C:\Program Files\Wolfram Research\Mathematica\9.0\SystemFiles\Links\JLink\JLink.jar" ......
のように使う予定です。
環境変数に設定してしまうのが、後々のためによいのでやっておきましょう。
JDK をインストール
普通にやってください。以下の説明では JDK 1.7.0を想定します。また、Windows OSで説明しますが、その他のOSでも似た感じです。Eclipseのような便利な環境でやっていると気が付きません。ファイルの配置の意識を持つために初心者のうちはコマンドラインでの開発を勧めます。
Command search path に javac が見つかるようにしないといけないので、環境変数PATHに
C:\Program Files\Java\jdk1.7.0\bin
を設定する。やり方は分かりますね。
Tomcat のインストール
普通にやってください。version 7.0で説明します。インストール後、Tomcat(単独でweb serverになる)の起動と停止の仕方は、必ず確認してほしい。Webブラウザーで
http://localhost:8080/
にアクセスしてTomcatのトップページが表示されればとりあえず成功。